ヴァンガード基礎ゼミ(デッキ作成基礎編)

こんにちは、最近初心者用の記事を書いて欲しいというリクエストがよく来ます。

確かにGゾーン、Gガーディアンと新たな要素が増加気味だと思うのでここらへんで一度何回かに記事を分けてまとめておきたいと思います。

初心者から中級者へのステップアップのための記事にする予定なので知ってる人からしたら割と当たり前のことを書いていくつもりです。

とりあえず基本ルールは知っている前提で話していきます。今回はデッキ作成編です。

 

現在のヴァンガードのデッキはメインデッキが50枚、Gゾーン16枚から構成されています。

メインデッキは50枚ぴったりでなくてはなりませんがGゾーンは16枚より少なくても構いません。といっても2016年6月現在Gゾーンが少ないことによって発生するメリットはないのでとりあえず16枚入れるようにしましょう。

さて、デッキ作成に入っていきますがこのヴァンガードというゲームはデッキを作るための基本的な指標が非常に多い(他のゲームに比べてめちゃくちゃなデッキが出来にくい)です。 なのでその指標を理解していくところからはじめましょう。

 

【基本的なグレード配分】

ヴァンガードは順当にG1→G2→G3とライドしていかなければその時点で不利になってしまいます。なのでライドしやすいグレード配分というのは非常に重要になっておりそれが基本となっています。

基本的なライドしやすいグレード配分は

G3  7〜9枚   G2  10〜12枚  G1  13〜15枚

となっています、まず初心者がデッキを作るときはこの枠に収めるようにしましょう。

当然これが絶対というわけではなく、G3サーチが存在するデッキでG3を4枚のみにし他のグレードに多く枠を割くデッキなども存在します。といってもこの配分は基本中の基本なのでとりあえず抑えておきましょう。

 

【使いたいカード、もしくは使いたい目的を考えておく】

一番簡単なのはとりあえず使いたいカードを1枚軸にしてデッキを考えていくことでしょう。それだけでデッキがブレにくくなります。

目的というのはAが流行ってるからそれに勝てるようにBを使う、みたいなこともありますがそこに関してはとりあえず 最初のうちは考えなくてもいいかもしれません。

 

【とりあえずセンチネルは4枚入れておく】

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ガード値が0でなんか強そうなマークがついているカードです、これはもう思考停止でとりあえず4枚入れておきましょう。どんなに攻撃力が高くても無力化できるので完全ガードと呼ばれています。

レギオンや超越システムの導入でヴァンガードのパワーが明らかに昔より高くなっているのでヴァンガードの攻撃をまともに数値でガードを切るのはそう何回もできません、現環境ではとりあえず4枚入れてから他の枠を考えるくらい大事なカードです。

センチネルの中にはクインテットウォールと呼ばれるカードも存在します(下画像参照)

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手札消費が1枚で済むのですがCB(カウンターブラスト)が足を引っ張ったり最近のヴァンガードでは5枚めくっても攻撃が止められないことが多々あります、こちらはよく考えてから採用しましょう。

 

 【シシルス互換の採用枚数を考える】

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超越コストを+2するカードです。

G1なのにこいつを1枚切るだけで超越できるカードですね。 上のテキストも乗りたいG3を持ってこれたり、G3を持ってきてG0やG1を切ったりすることでアタッカーを増やせる強力な効果です。

現在のヴァンガードは超越システムが主流になっているのでこの互換はとても重要です。(G1.G2の2枚切りをしてしまうと本来超越無しだとツインドライブで2枚手札が増えるところが−2からのトリプルドライブで1枚しか増えません)

毎ターン超越するタイプのデッキ(ギアクロニクルなど)はとりあえず4枚入れておきたいカードです。G1の枠が余った場合もとりあえず入れておきましょう。

といってもセンチネルほど思考停止で4枚入るカードではないです。

例えばレギオンによるゲーム展開をメインとするデッキ(ネムエル型のDuoなど)

レギオンターンは当然超越することはできません、となるとそのターンシシルス互換はほぼバニラになってしまいます。そうなるとG1を他の強力なカードの枠に回したほうがデッキパワーが高くなるでしょう。

その他に特殊な例としてはプラスターダークDiabloなどがいます

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このカードはGB2を達成した場合その次の超越からはグレードを問わず手札1枚で超越することができます。プラスターダークDiabloはサーチが可能であり、シャドウパラディンは初回超越でGB2を達成するオーラガイザーシリーズがいるので条件達成も容易でしょう。

そうするとこのデッキはシシルス互換が必要なのは初回超越だけということになります。

一般的に初回1枚切り超越を安定させるには1枚で超越できるカード(G3またはシシルス互換)の合計が【9枚】からと言われているのでそのラインにあわせて枚数を調整することになると思います。

 

 

いかがだったでしょうか、ぶっちゃけみんな知ってることだと思いますがここらへんがデッキ構築の基礎の基礎となる部分です。とりあえず長くなってしまうので今回はここらへんで締めたいと思います。

 

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新規追加によるPR♡ISMの可能性

今回は新規で追加されるPR♡ISMに焦点を当てて話していきたいと思います。

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この3枚ですね、特にエメラルとガーネットはいいスキルを持っていると思います。

とりあえずこの新規カードを使って普通にデッキを組んでみましょう。

 

G3 ガーネット4 ラブラドル4

G2 スレーニー4スピカ4旧ケルト3

G1 アリア4エメラル4新レイテ3プーモ3

G0 Fvアカリ ☆4引4醒4(アイリッシュ)治4

Gゾーン ラブラドル4オリヴィア4ネクタリア1エルプリナ1レオナ4アグリーム1ナージャ1

 

かなり普通のデッキだと思いますw

このデッキのコンセプトは鉄壁と堅実な打点の両立です。

PR♡ISMというテーマは超越ラブラドルのパンプやスピカオリヴィアに旧ケルトや新レイテを織り込み打点をキープした連パンを得意としていました。といっても防御面ではDuoに劣り、連パンという面でも他のデッキの劣化になりがちでした。

そこでこのカードたちの出番です。

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このカードに新規を織り込むことによって相手ターン中にVを鬼パンプさせることができます。

 

例えばVにガーネット、リアにエメラル、レイテ、ケルトorアイリッシュがいたとします。

相手のアタックにGガーディアンレオナ、スキルを発動しエメラルをバウンスします。エメラルはバトルフェイズ中としか書いていないので当然相手ターンにも効果を使うことができます。

レイテとケルトorアイリッシュを戻してVにパワー+5000、ガーネット効果でさらに+5000

レイテ効果でCC1.SC1してVに+4000、ケルト効果でさらにVに+4000

これでCBとソウルの消費が実質0でVのパワーが29000まで上がりました。当然ガーネット効果にはターン1がついていないのでCBに余裕があればVのパワーを39000まで上げることができます。

プーモも同様にプーモテキストでスレーニーをコール、あとは上記の流れと同じです。

 

当然ここまでパーツが揃っていなくても十分Vのパワーを上げることができるので非常に防御面で優れたデッキと言えます。

 

解決すべき課題としては

・高打点というより連パン型で相手の盤面に干渉できないのでノキエル相手が厳しい。

・除去でエメラルに触れられるとパンプ数値が下がる

とかでしょうか、まだGRとかも公開されていないので強化によっては普通にワンチャンスあるテーマになりそうです。

 

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FR2016 博多地区大会 結果 考察

こんにちは。
今回はFR2016 博多地区大会の結果を見るとともにそれに対する考察もしていきたいと思います。
今回は新制限後Gレギュレーションの初大会ということで同環境の文献が一切存在せず、プレイヤーの構築力が試される大会となっていたと思います。
 
とりあえずまずは結果とレシピから見ていきましょう。
 
結果
1位 ギアクロ
2位 かげろう
4位 かげろう
 
ベスト8
かげろう
かげろう
たちかぜ
ギアクロ
アクフォ
アーシャ
 
レシピ
1位 
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2位
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3位の方のレシピは見つけられませんでした
 
4位
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Gレギュレーション屈指のデッキパワーを持つギアクロが1位、勇輝で強化されたかげろうが2位と4位という結果なりました。
 
通常のクランファイト環境上位に位置するデッキタイプ、ノキエル、LO、七海、ペイルなどが構築不能もしくは相当デッキパワーを落としているので通常レギュレーションとは大きく様変わりした結果となっています。
 
ここからは各レシピを見ていきましょう。
 
まず1位のギアクロ
今流行しているチクタクワーカー3積みタイプのデッキです。といっても前環境のテンプレ構築とは大きく変わっています。
まず引トリガーが抜けており、レヴォリューションも抜けています。
ワープドライブも2投になっており、それもあってかウルワタルよりもギアキャットが優先されています。
個人的にギアクロで引無しのG3シシルス合計枚数が10枚はなかなか勇気がいると思うのですが、ミラーというよりは対ガウリールに寄せた形なのでしょうか。
13kガウリールを躱せるメリアンナも投入されています。
 
次に2位のかげろう
ルーレンベローグが合計7投、メイトはルール的に入れられないもののレギオンまで投入されているということで非常に守備的な意思を感じるレシピです。
ただコンローが4投されている割にはハルクロアーまでは採用されておらず、G2帯にCBを使用するカードが入っていないのでCBを持て余しそうな印象が見受けられます。
 
最後に4位のかげろう
こちらはブレードマスターを基盤とした型になっています。
こちらは除去をVに任せ、ラディエントやナーデルで打点を出す型だと思われます。
ネハーレンのようなカードはないもののナーデルがCBを回復しながら11Kブースターとして盤面に残るのでコンローを多く採用するオバロ型よりも場持ちがよさそうな印象です。
ナーデルとのかみ合いでG2バニラも投入されています。
Gレギュレーションらしいオリジナルな構築だといえます。
 
 
以上です。
雑感としては今回は上位にあがってはこなかったもののGレギュレーションでもエンジェルフェザーは強力であり、それを意識した構築をすることが上位入賞のための大前提という印象を受けました。
Gレギュレーションらしい通常ルールとは違ったオリジナルな構築が見れて面白かったです。
 

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LOリンクのFvについて

こんにちは。

今回はタイトル通りLOリンクのFvについて話したいと思います。
つい最近Twitterでこんなアンケートをとりました
f:id:nextnext1113401:20160606001937p:image
アンケートに参加してくれた方、ありがとうございました。
やはりまだカーボンのイメージが抜けきっていないということがなんとなくわかりました。
 
なんで今更こんなこと記事にするかっていうとLOリンクのFvが変わったからですね。
 
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今の僕のFvはシズク互換です、とりあえずここに至るまでの経緯を説明します。
 
 
まず初期型(フリーズレイ投入前、下の記事のやつです)
 
Fvはカーボンでした。
理由としてはジンクを吸うタイミングが関係してきます、基本的にこのデッキはどこかでジンクを1回吸わないとソウル的にもCB的にも厳しいです。
このころのLOリンクのメインの動きはユニバース→トランスエルスという形でした、ハーツがカオス名称なら面を埋め、オルターエゴなら最速GB2達成からドローが成立するからです。
この動きではカオス名称がVにいるターンが序盤のみ、かつそのターンが短いので確実にジンクを吸えるカーボンが採用されました。
 
 
次にLOリンク改
 
これではFvが落とし子になっています。
理由としてはフリーズレイが大きく絡んできます。
フリーズレイに乗った場合相手の要求値を大きく削ることができますがこちらのターンでロックカードを作りにくいです。
1枚目のロックカードがない場合フォトンやコールドデスが反応しないためジスプロシウムなどを引けてない場合の保険として投入しました。
ジンクを吸うタイミングが序盤ではなくなった(フリーズレイマデューを数回→オルター乗り換えトランスエルス大量ドロー→ユニバースジンクでソウルとCB補充という動き)のも理由の一つです。
 
で、最後に現在の型、Fvはシズク互換になっています、それはなぜか。
 
【フリーズレイに乗りたいから】
 
以上!終わり!
だとさすがに説明不足なのでもう少し解説します。
といってもフリーズレイに乗りたいというのが理由の大半です、現在環境上位勢相手では七海、ペイル、ギアクロあたりとは最速フリーズレイができるかどうかで大きく勝率が変わってきます。
 
そして
【G3の重なり】
これもシズク互換採用に至った理由です。
このデッキにはGガーディアン抜きでのフリーズレイ初回超越はマデューしか用意されていません。
つまり初回超越時にG3を2枚以上持っていないとクソ弱くなってしまうわけです。
G3.11枚とはいっても確実に2枚重なるわけではないのでより確率を上げるためにFvシズク互換というわけです。
 
最後に【パーツ集め】
シズク互換を使わずフリーズレイに乗れた!このFv用無し! というわけではありません。
LOリンクはG3乗り換えを多用するデッキなのでパーツを集めるためのカードとしても非常に便利です。
 
 
というわけでFvがシズク互換になりました。
あと画像ではプレアデスを使用しましたが実際に使う場合はニエの方が良いと思います。
すごい細かいんですがニエはリンクジョーカー以外も加えられ、プレアデスは加えられません。
Fvがプレアデスだとクレイドル以外のリバースユニットが加えられないので構築段階でグレンが入ってないのがバレます、一応ニエにしときましょう。
 

CSにランキングシステムが導入されます

こんにちは、今回CSにランキングシステムが導入されるということでこのブログでも宣伝しておきたいと思います。
 
【そもそもCS(チャンピオンシップ)とは?】
公式が主催する大会ではなく、個人主催の非公認の大会です。
参加費が1000〜1500円かかりますが上位者はボックスやゲーム機などの賞品を獲得することができます。
 
ランキングシステムの詳細はここに載ってます。
 
要するにランキング加盟CSで上位に入るとポイントが加算されていき、最終順位で景品がもらえるというものです。
全国的なランキングだけでなく地方ごとのランキングも存在するので遠征に抵抗のある人でも十分に賞品獲得のチャンスがあるのは非常に素晴らしいですね。
 
第一回のランキングは6月18日から2016年いっぱいという長期戦です。
ヴァンガードというゲームは運の要素に左右されるところが多々あるので1〜2試合程度のゲームの勝敗結果だけでは実力は測れないものだと思っています。
その点このランキング制度では数回のまぐれではなく長期で安定した勝率が求められるものになっているので実力差が顕著に出る非常に良いシステムだと思います。
公式大会だけでは物足りないと思っている人は一度参加してみてはどうでしょうか?
 
その他に
『地方でCSを開きたいが人が集まるか不安…』
という人もこの制度を有効活用しましょう。
ランキング登録CSならば宣伝効率もあがり、ポイント獲得のための遠征勢の出場も見込まれます。
 
ランキング制度はプレイヤーのモチベーション増加や地域ごとのイベント増加によるヴァンガードのさらなる活性化などをもたらしてくれる非常に素晴らしい制度だと思います。
僕も今シーズンは何回かCSに出場すると思うので対戦する機会が巡ってきたときはどうぞよろしくお願いします。
 
直近のCS
 
6/11(土) 第2回関東VGCS
3人チーム戦
 
6/18 (土) 第12回関西VGCS
3人チーム戦
 

悪魔の互換 GBスタンドトリガーを振り返る『後編』

 
こんにちは、1つ記事に間が空いてしまいましたがGBスタンドトリガーまとめ後編に入りたいと思います、前編はこちら
 
ではいきましょう
 
【ノヴァグラップラー
 
・エナジーガール
ブーストしたバトル終了時山に返すことでリアを1体スタンドするというもの、1ディスではありますが取れる要求が上がります。
ループとは無縁なものの今のノヴァが中途半端にリソースを持っていてもなにかが起こるわけではないので普通に優秀なカードだと思います。
 
・パーフェクトレフリー2.99
ユニット1体に《闘魂》でVアタック時に+5000を与えながら山に帰るテキスト。
こちらもループとは無縁ですが確かな殺意を感じます、スタンド寄せノヴァも面白いかもしれないですね。
 
 
【ディメンジョンポリス】
 
・オペレーターガールレイカ
山に返すことでVのパワーを4000上げつつVがアタックするときVのパワーが37000以上なら1ドローを与えるテキスト。
ある程度Vのパワーをあげられることが確定しているならディスなしでVのパワーを上げることができるカードです。
ループとは無縁ですが普通に強力な部類ですね。
 
・宇宙勇輝 グランスコルド
ソウルインでVのパワーを+4000、さらにVのパワーが30000以上ならユニット1体に+4000というテキスト。
勇輝剣爛で刷られたカードなのでループを警戒されてソウルに入っていきます、テキスト自体はブッパの鑑みたいな感じです。
 
 
【リンクジョーカー】
 
無し!!!
 
刷るタイミングあった気がするんですけどパラダイムシフトに吸われたのでしょうか
 

 

 
【ダークイレギュラーズ】
 
・悪魔の国のモノクローム
山札に返すとSC1.ソウルが6枚以上ならCC1.10枚以上なら1ドローというテキスト。
一見自力でループしそうですがSC1で山が1枚ずつ削れていくので不可能です。
ですがテキスト自体は非常に強力、ブレイドウィングだとソウルに落ちても再利用が容易なのでCBが半無限に使えます。
ティボールドとスタンドトリガーの相性もいいので今ブレイドウィングを使うならとりあえず4枚入れておきたいカードですね。
 
 
【スパイクブラザーズ】
 
・デビルウォッチ
突撃状態でアタックorブーストするとCC1.SC1しつつ自身のパワーを+3000するテキスト。
ループ型ではなくスパイク特有の連パンの中に絡ませてCBを浮かせるカードのような感じですが僕はうまく使えませんでした。画期的な使い方あったら誰か教えてください
 
 
【ペイルムーン】
 
・鏡の国のいたずらっ娘
ソウルに入った時山に返すことで山から1枚サーチしてソウルにいれるというもの。
悪の権化って感じのテキストをしています、(ほぼ)無限ペイルで悪用されました、詳しくはNDさんのこの記事を参照してください。
 
 
【ギアクロニクル】
 
・スチームバトラー ウルワタル
Rからバインドゾーンに置かれた時山札に返すことで2ドローして1枚ハンドを山に返すテキスト。
手出しの他にもメラムから生み出されてアドをとっていきます。一部異常なループものが注目される傾向がありますがかなり優秀なカードですね。
 
 
・邯鄲の夢のギアキャット
カード効果でリアが山札に置かれた時自身も山に帰ることでユニット1体にパワー+10000というテキスト。
自分ターンに使う以外にもロストシティから誘発させると相手ターンにVのパワーをあげられたりします。
正直自分はこのカードうまく使えません、プレイングスキルが問われるカードだと思います。
 
・ワクワクワーカー
ブースト終了時に山に帰ることでGゾーンの表のカードを1枚裏にすることができます。
Gゾーン8枚の環境ならまだかろうじて一考の余地ありって感じでしたが16枚環境はさすがに厳しさがありそうです。
 

 

 
 
・おばけのみっく一家
ドロップゾーンから蘇生されたとき亡霊状態にするとユニット1体にパワー+10000、そして墓地に行く代わりに山に帰るテキスト。
亡霊効果だけではなく上書きなどでも山札に返すことができるのでグランブルーの圧縮力を持ってすれば山の中身ほとんどをみっく一家にすることも可能です。
最近の七海の上位レシピでは基本的に入っている優秀なカードです。
 
 
【アクアフォース】
 
・士官候補生アレキポス
このユニットのバトル終了時に山に帰ることでユニットの位置を変えるテキスト。
ノーコメントでお願いします!(多分クランファイトならGBスタンド最弱レベル)
 
 
 
・お寝坊注意! クルク
ハーモニー状態のこのユニットのバトル終了時に山に帰って1枚自分のユニットを戻し、1枚コールするテキスト。
バウンス時にアドを取るカードと組み合わせればディスなしで要求を1つ多く取ることができます。
無限系ではハーモニーが足を引っ張りがちです。
 
・水面にジャンプ!アメリ
ハーモニー状態ならソウルイン、1ドロー、リア一体に+2000というテキスト。
テキスト自体はGBとハーモニーという条件によってサイキックバードの強化版のようなものになっています、山札に帰らないのは残念ですが普通に強力な部類ですね。
 
 
【メガコロニー】
 
・アースドリーマー
相手のライドフェイズ開始時に3枚以上リアがレストしているなら山に帰ることで2ドローというテキスト。
条件は少々厳しいもののわかりやすいアドを取ることができます。
 
 
【グレートネイチャー】
 
・プロトラクターウータン
エンドフェイズ時にドロップに置かれると山札からプロトラクターウータンをサーチして山に帰るテキストです。
はむすけシリーズと似たテキストですが山札からプロトラクターウータンがいなくなるという現象が発生しにくいのは優秀と言えるでしょう。


【ネオネクタール】

・メイデンオブデイブレイク
リア登場時にユニット1体を選択、それと同名ユニットを2体まで選択し5000パンプして山に帰るテキスト。
1ディスながら山札のトリガー調整やゴリ押しパンプ、レインブレスによる相手ターンパンプなど使用用途は多彩です。

コスモスの妖精リズベット
ラストを飾るのはこいつです。
《開花》でリズベットを対象とし、墓地のノーマルユニットを選択、そのカードと同名のユニットを4枚まで選択してデッキに戻して1ドローというテキスト。
【自力でループが可能です】
無限メイデンのメインギミックとなるマルチビタミンがVにいる状態での無限パンプの他にもリズベット、トゥーリア、スイートベリーなど実質リズベットを多く採用することで超マリガンも可能にしました。
6月3日よりリフロスと共に制限入りしました。


いかがだったでしょうか、やはり強力なカードが多かったですね。
クリティカルばっかりだとあれだからスタンドもみんなに入れてもらおうみたいなノリで強化していった感じがありますがどうにもやりすぎた感はあります。
これからのスタンドトリガーはどんな風に調整されていくのか、非常に興味深いですね。

新制限が施行されました+新制限後の環境について

こんにちは。

今日からついにファイターズルールが更新され、新環境が到来します。
わかりきっていることですがとりあえず新制限内容をおさらいします
 
無制限→1枚制限
『ドクトロイドリフロス』『コスモスの妖精リズベット』
 
以上です、2枚だけですがこの2枚の規制(というよりリフロス)が環境に与える影響は絶大でしょう。
リフロスの規制によってノキエルのデッキパワーはガクンと落ちます(といっても環境から落ちるわけではないです、規制前が異常なだけです。)
そしてリズベットの規制によって無限メイデンは構築不能になりました。
といっても製作者の僕が言うのもなんですが今期あのデッキがフルパワーで生きていたとしても環境には残れなかったと思います。
ネオネクタールはアニメのメインキャラが使用しているため必然的に収録数が多くなると思うのでまたクソループが生まれることに対して保険をかけたような形かなと思います。
 
 
ではこの規制によってどのように環境が動いていくのか。ここからは完全に個人的な予想です。あとプレイのうまさで差が出るのは当然なので互いに最善手を打って対戦していることを前提にします。
まずノキエルがぶっちぎり環境トップということはなくなるでしょう。
上位デッキとして予想されるのは

 

・ノキエル
・ギアクロ
・LOリンク
・ペイルムーン
・七海
・かげろう
ブレイドウィング
 
ここら辺だと思います。
ペイルムーンについてはNDさんのこの記事を参照してください。
 
この中で壮絶な相性ゲーが展開されます。
 
例えばノキエルを使用するとLOリンクにガン振り、かといってLOリンクを使用すればギアクロに不利、ギアクロはノキエルに不利。
 
とこの中ですでにジャンケンが発生しています。
 
ペイルは無限系なのでかげろうに止められ、フリーズレイ入りのLOリンクにも不利。
ブレイドウィングはLOに対して耐性がありますがギアクロのクソ連パンは耐えきれません。
七海はかげろうに対して圧倒的に有利ですがノキエルに勝てるデッキではありません。
 
このように読み合い必須のメタゲームが構築されていくと思います。
正直ヴァンガードとは思えない非常に面白そうな環境です(あくまで予想)
 
 
結局何を握ればいいんだ!という人もいると思うので個人的なオススメを紹介したいと思います。
 

 

オススメ度1位【ノキエル】
カオスメサイアなどのリンクは完全に切ることになりますが当のリンクが環境的に向かい風(ポックル入りのギアクロ&七海、かげろうの存在)のため使用率は少ないでしょう。(LOリンクは難易度と知名度で恐らくそもそも使用率が低い)ポックルの枠をハールートなどに変えていくとG4ガウリールとの噛み合いでかげろうの相手ターン焼きも乗り越えることができます、どうせどのデッキを使ってもどこかに不利はつくので他に対して安定しているノキエルはオススメです。
 
 
オススメ度2位【LOリンク】
恐らくシェア率トップのノキエルにほぼ確定で勝つことができ、踏んだら負けのガン不利デッキが存在せずギアクロともフリーズレイに乗れば十分戦うことができます。
ただ回すのが上位デッキ群の中でも相当難しく僕も作成してから結構な数回していますが細かいミスは割りとしてしまいます、手順を間違えるといきなり負けることがあるのでかなりシビアなデッキと言えます。
一応旧バージョン対応ですが《LOリンクの回し方》という記事を書いてあるので貼っておきます

この環境はデッキ選択が非常に重要だと思われますが逆に上位〜中堅デッキならどれを握ってもそこそこ勝てる可能性があるということでもあります。
ガチ、カジュアル問わず非常に魅力的な環境になると予想されます。