ノキエル GB8アラトロンサージェリイループ型

 

今回はNGL前日祭と当日使用したノキエルを紹介したいと思います。

2日ともベスト8で沈没してしまい結果は奮いませんでしたが環境に一石を投じるレベルのデッキには仕上がっていたと思います

 

構築

G3 ノキエル4

G2 ノキエル4 ブロークン4 アラトロン4 サリエル2

G1 レムノン4 ナキール4 ノキエル4 コネル2 ホノリー1

G0 Fvサーモメーター 醒12(ノキエル4サージェリイ4ハイトレブル3リフロス1)治4(エレレート)

Gゾーン ラファエル4ノキエル2ガウリール2ウリエル1シブリーズ1ヴェラトールターミナル1エレレート2スリエル2ディズメル1

 

 

このデッキの勝ち方は基本的にGB8のアラトロンサージェリイループしかありません。

方法自体はそこそこ有名かもしれませんがとりあえず説明します。

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前列にアラトロン+適当なユニット、後列左右にサージェリイ、ヘテロやリリーなどの妨害が存在するクラン相手にはV裏にコネルを置き、その状態でGB8のスキルを使い山札がドライブ後に一枚になるように調整します。

この時ダメージに追加で1枚(合計3枚)サージェリイが必要です、なのでダメの表のサージェリイを1枚残し山8枚から4枚救援+トリプルドライブで山札を1枚にするのが理想形でしょう。(5枚救援だと上からサージェリイが落ちずにドライブで全てのサージェリイを捲る裏目があるのであまり望ましくありません)

サージェリイ救援とドライブで捲ったトリガーは全てアラトロンに乗せてください。(このときVのアタック前に山札の中のスタンドの枚数−1枚のリアで攻撃することができます、−1枚なのはボトムにスタンドが埋まっていた場合盤面にレストユニットが残ってしまうためです)

次にアラトロン+サージェリイの列で攻撃します、アラトロンのパワーは7〜8枚チェック+GB8のパンプがあるのでこの時点で3万から4万程度あります。

攻撃終了後にサージェリイ効果発動、サージェリイを落として救援します。サージェリイが捲れたらアラトロン効果でCB1でサージェリイ着地、パワーの5000上がったアラトロンサージェリイでもう一度攻撃します。

不純物が捲れた場合は逆ラインで攻撃、この後のサージェリイ発動で山の中身がサージェリイのみになります、救援で確実にサージェリイが落ちるので寝ているアラトロンを起こしましょう。

その後はサージェリイの救援でサージェリイを落としてアラトロンをスタンド、CB1でサージェリイ着地をCB分繰り返すだけです。この間アラトロンのパワーは5000ずつ上がっていきます。

GB8のおかげで全てのCBが表になるので最初のアタックを含めると高パワーの約10パン、基本的に死にます。

このループにコネルが絡むことによってヘテロやリリー砲撃の妨害が効かなくなるためフルパワーで動くことが可能になりました。

 

 

この動き自体はエンフェのどの軸でもできるのですがリソースの取りやすさ、山札1枚単位の調整のしやすさからノキエルを選択しました。

 

エンフェが今の環境で強い理由の一つに今の環境上位クランにブロークンにあまり触れてこないクランが多くいることが挙げられます。

具体的な名前を出すとギアクロ、ブレイドウィング、ぬばたま、ジェネシスですね。

ジェネシスはホノリーありきになってしまうのでノーカウントな気がしますが他3つは除去が難しいorほぼ不可能な場合が多いです。

 

まずギアクロ、現在の構築はグリマーブレスが抜けカリブムが減って十二支寄りになっているものが多いです。仮にカリブムをブロークンに打たれたとしてももう一枚ブロークンが立っていた場合、そこでコネルを立てると今度は除去をコネルに当てなければなりません、要するにブロークンからブロークンが出てくるわけですね。

ブロークンが一面の場合はホノリーが着地します、そうなるともうめちゃくちゃな連パンはできません。というわけで今のギアクロがブロークンを完全に除去するのは結構難しいわけですね。

 

次にブレイドウィング、基本的にG4シャルハロート以外では除去してきませんがシャルハロートターンのパンチが弱すぎるためほぼタダで1ターンもらうことができます、かと言って多面ブロークンを無視してアサシンで殺すことができるデッキではないので簡単にGB8までたどり着けます。

 

そしてぬばたま、マグンテンブで除去してきますが多面ブロークンに対してはほぼ耐性がありません、しかもコネルがいた場合コネルを支配しなければいけないためブロークン6枚体制を乗り越えなければいけないのも辛いところです。

 

これを踏まえた上でのノキエルの個人的な環境上位クランとの相性としては

 

ギアクロ○

ブレイドウィング○

ぬばたま○

ルアード○

ローゼ○寄りの△

ブラスター△

ジェネシス×寄りの△

かげろう×

 

みたいな感じでした。

ローゼはブロークンを焼くのに連パンに使いたいはずのCBを焼きに使わなければいけないのとあまりにもラファエルがせこすぎて普通にGB8までたどり着いてしまい調整段階ではあまり負けませんでした。ですがさすがにデッキパワーが高いので有利と言い切るのは傲慢な気がします、6:4って感じじゃないでしょうか。

ジェネシスはホノリーブロークンを早い段階で揃えることが求められるのでサリエル込みでもかなりキツイと思います。

かげろうは10本やって1本勝てたらラッキーって感じです、割り切りましょう。いうてかげろう自体が減少傾向にあり上位にもほとんど残ってないので割り切って問題ないと思います。

 

 

ではここからはGB8までのゲーム運びを説明したいと思います。といっても残りの山の枚数や自分の点数で超越するカードが変わりまくるのでこういう時はこれに乗れ!と一概には言い切れません。大雑把な説明になってしまいますが勘弁してください。

 

まずゲーム開始時から3に乗るまでは基本的に相手の出してきたリアをつつきましょう、無理に札を出す必要もないので単騎でも構いません。GBデッキが序盤横しか殴らないとスキップされて痛い目を見ますがノキエルは3先乗りからアドバンテージを生み出して戦うことができるのでこの戦法が許されます。

初回は盤面を整えることができていればノキエル、できていなければウリエルに乗ります。ウリエルが止められること自体は問題ありません。

2〜3回目の超越ですがGB解放の関係でガウリールかラファエルにしか乗りません。

ノキエル連鎖が多発して山をすごいスピードで掘ることができた場合にのみノキエル→ガウリール→ペルソナGGペルソナGGでGB8に乗るパターンがありますが滅多にないので基本的に4回目の超越でGB8に乗れるよう動きます。

このデッキのガウリールはサージェリイ絡みですごい連パンをするカードという認識ではなく山を5枚掘るカードとして使います。道中山を掘りすぎたなと感じた場合は初回の後はラファエルラファエルでやり過ごしてください。

ラファエルはこのデッキに置ける最大のパワーカードの内の一つです。リフロスを奪われた後のノキエルはGB8が出るまで明確なゴールがなく、山が切れる前に相手を殺さなければいけないのであまり使われる機会はありませんでしたが、相手の攻撃をGB8まで耐えるデッキにおいての1点回復はあまりにも強力です。

僕はこのデッキのGゾーンを構築するときまずGB8.1枚とラファエル4枚からスタートします、それくらいには強力なカードだと思います。

GB8ターンでドロー後山が8枚になっていたら完璧です。8枚より少なくてもGB8のパンプが少し少なくなるだけなので基本問題ありませんが多い場合はループが成立しなくなるので相手ターン中に無駄にG1ノキエルを1枚切ったりスリエルを打ったりしてきちんと調整しましょう。

 

このデッキのループはサージェリイが3枚必要になるのでゲーム中にサージェリイを2枚以上切るとその時点でこのデッキに於ける唯一の勝ち筋がなくなってしまいます。そのためサージェリイを切らないと4点目が入ってしまう、みたいな時でもよほど特殊な場合以外切らないで受ける選択肢を取りましょう。耐久力に関してはかなりのものなので普通に耐えきることができます。

他にはゲーム中にサージェリイをむやみやたらに使わないことも大切です。GB8ターン前のガウリールでサージェリイを使いまくったら結果サージェリイがボトムに沈んでしまいGB8ターンにサージェリイが1枚しかない、なんてことが起こったら取り返しがつきません。

 

その他にも気をつけなければいけないことが多々あるのですがあまりにもパターンが多すぎて説明しきれないため今回はここで終わらせようと思います。

 デッキとしてのプレイ難度はとても高い方です、テキトーにプレイして勝てるデッキでもパターンを覚えるデッキでもありません。

ぬばたまと違ってあまりプレイに自信のない方に進めることのできるデッキではないのですがぜひ一度使って強さを体感してみてください。