悪魔の互換 GBスタンドトリガーを振り返る『前編』

こんにちは、今回はタイトル通り各クランのGBスタンドトリガーを振り返っていこうと思います、リフロスやリズベットなどの凶悪なカードが思い浮かびますがせっかくなので他のクランのカードも見ていきましょう。

 

 

 
 
【ロイヤルパラディン
 
・エンカレッジエンジェル
ユニット2体にパワー+3kして山に戻ります。
超越環境初期に刷られたということでまだ比較的かわいいテキストです、当然自力でループは発生しません。
 
・さるーがる
《勇敢》でR登場時にターン終了時1枚ドローして自身が山に帰るテキストを自身に付与するテキストです。
ハンドの減らないブーストを可能にし、かつトリガーを山に戻す割と優秀なテキストですがエンドフェイズ時解決効果なので自力でループはしません。
 
 

 

【ゴールドパラディン
 
ギガンテックリンガー
他のユニットが山から出てきたときに山札に戻ってユニット1体に+5000.1枚ドローというテキスト。
普通に実質マリガン+追加効果として優秀なカードです。現在ループは見つかっていませんが研究次第で化けそうです。
 
・聖管の奏者ヘリー
《結束》で+3000.アタックもしくはブースト終了時に【ソウルに入って】CC1というテキスト。
勇輝で刷られたのでつい最近登場したカードですが見てわかる通りついに山に帰らなくなりました、ループを嫌ったのでしょうか。
 
 
【シャドウパラディン
 
・カースドアイレイヴン
このユニットをレストし、山札に返すことでトップ2枚をレストでコール(エンド時退却)というテキスト。
レストで登場する条件があり自身のみのループは不可能ですがコストとしての運用や登場時テキストを打つチャンスが広がるので普通に強力なテキストだと思います。
 
・鬼眼の魔導師アルスル
ユニット効果で退却する場合2体分になり、そのまま墓地に行かず山に帰る効果。
当然自力のみでループはできません。Vでターン制限なしの自ユニット1体退却1ドローとかがくればグロヌなどのパワーが上がり続けるループが組めますがさすがに壊れすぎなので期待はしないでおきます。
 
 
【オラクルシンクタンク
 
・ネビュラウィッチ ノノ
ブースト終了時にSB1で1ドローしながら山に帰っていくテキスト。
アタック終了時なので当然自力でループは組めずSB1も足を引っ張りそうです。
少し弱めの査定かもしれませんがウィッチ名称に価値が見出せます。
 
 
【エンジェルフェザー】
 
・ドクトロイドリフロス
最恐最悪のスタンドトリガーでしょう。この記事を書いた段階で1枚制限に内定しています。
ブロークンやペガサスなどのパンプを誘発させつつハンドを交換、さらに当然スタンドトリガーが山の中に1枚帰っていきます、そしてなぜかCBが1回復している摩訶不思議なカードです。
 
・サージェリイエンジェル
リフロスほどではないにせよこちらも強力。
枚数的には1ディスながらもドライブチャンスを増やしG4ガウリールがVにいればさらにパンプが発生します。
 

 

 
 
 
・ドリーミングドラゴン
ターン終了時山に戻ることでドロップ全てを山に戻し、さらに10枚以上戻していたら1ドローというカード。
単純なディス無しの山回復として与えられたカードなのでループのルの字も見受けられません。
 
 
 【かげろう】
 
リザードソルジャー ベイラー
カード効果で相手のリアがドロップに送られた時山に戻ることでユニット1体に+10000を与えるテキスト。
Vにもパワーを振ることができるので1ディスではありますがベローグやルーレン、Gガーディアン組に反応して相手ターンにパンプすることも可能です。
 
・インスパイアエール ドラゴン
《竜炎》で山に帰り1ドローしつつユニット1体にパワー+5000というテキスト。
《竜炎》がアタック開始時参照なのでループは不可能ですがディス無しで実質マリガン&トリガーを返しつつパンプは強力です。
 
 
【たちかぜ】
 
・シーラマグナム
このユニットがドロップに置かれた時山に帰って1ドロー、ユニット1体にパワー+5000というテキスト。
シーラマグナムをシーラマグナムで押しつぶすことによっても効果が発動するので【自力でループが可能です】
といっても山をシーラマグナムのみにしなければならず、たちかぜにはまだ山を劇的に掘りまくるギミックがありません。
今後に期待しましょう。
 
 
【ぬばたま】
 
・忍竜 オニビドウシ
R登場時に相手より手札が少なければ1ドロー、ユニット1体に+3000というもの。
【自力でループが可能です】
ただこれもたちかぜ同様山を掘るギミックがないので今後に期待です。
 
 
【むらくも】
 
・忍竜ヒデンスクロール
登場時山に返すことでヒデンスクロール以外のリア一体を指定し、その同名ユニットを2体山から登場させるテキスト。
自力でループはできませんがエクストリームでおもちゃになっています。
 
 
【なるかみ】
 
・ドラゴンダンサーヴィアンネ
カード効果で相手のリアをドロップに送った時山に返すことで1ドロー、CC1というテキスト。
相手のリアの数には限度があるのでループは組めませんがディスなしでCC1は魅力的だと思います。
 
 
とりあえず今回はここまでで、残りは後半に回します
 
 

ファントムCS 結果 考察

こんにちは、今回は5/28日に茨城で開催されたファントムCSの結果を見て考察していきたいと思います。
ちなみに僕は予定があって出られませんでした、悲しい。
このCSは恐らく唯一のフルパワーノキエル(リフロス規制前、勇輝剣爛発売後)が使用できたCSだと思われます。
なのでノキエルがぶっちぎりの環境トップなのは大前提としていかにノキエルミラーで差をつけられる構築にするか、もしくはLOリンクなどのガンメタに回るかのどちらかを選択するのが無難かなと思います。
 
 
ではいきます、まず分布から
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開催場所の関係もあり母数が少ないですが使用率トップはエンジェルフェザー、ですが個人的にはこれでも少ない方だと思います。
七海を有するグランブルーの分布が0ですがまあフルパワーノキエルがいる環境なら起こってもおかしくない現象だと思います、シャドウパラディン5は不思議です。
 
次に1位から3位のレシピ
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1位がノキエル、2位がかげろう、3位がノキエルという結果になりました。
ノキエル2つが順当に勝ちあがり、メタ側のかげろうが食い込んだという形だと思われます、1位から順番にレシピを見ていきます。
 
 
まず1位のノキエル、非常に丸い安定度の高そうな構築です。
強力なスタンドトリガーをフルに積み、前環境までペガサスだった枠がスマッシュハートになっています。スマッシュハートが盤面にいるとサリエルや救援でリソースが発生するようになるのでさらに鉄壁になりました。
ダメージパンプ系ユニットがブロークン4.ペガサス1しか入っていませんが新規で配られたG4ガウリールによりパンプユニットがいなくとも打点をあげつつスタンドを捲りながらの連パンが可能になったので全く問題ないかと思います。
 
 
次に2位のかげろう
レギオン投入型でベローグ4のハルクロアー3構築、相手ターン干渉カードが多く積まれておりノキエルをメタる側のデッキと言えるでしょう。
ただかげろう自体が相手がG4ノキエルやG4ガウリールをうまく使ってくるとなんだなんだ厳しいため相手への依存度も高めな印象です。
 

 

 
最後に3位のノキエル
マルキダエルが2投、その代わりにシシルスが2投でサリエルが4投されています。
マルキダエルを2投してもミラーで差がつくようなことはありませんがLOリンクに対して非常に耐性が強くなる(盤面を全て埋め切られていないゲーム中盤でマルキダエル乗り直し→ポックル2枚コール→2枚アンロック→G0ノキエルやリフロスで上書き、盤面から消す→ポックル2枚戻しレギオン)ため投入に踏み切ったのかな、と思います。
マルキダエルを引いてアシストできずにトゥルエルを打ってダメにマルキダエルを落とす、という動きを回避するために少しでもG3ノキエルへのライド率を上げようとシシルスの枠を削ってサリエルに回したのかなと思います。
参考になるレシピでした。
 
 
以上です。今回は狭間環境ということで非常に結果を見るのが楽しみでした、母数が少なかったのは少し残念ですがレシピ考察はかなり楽しかったです。
 
 
次回からは新制限のCS、関東圏で直近だと6/11に関東VGCSがあります(主催ツイッターアカウント. @yuihan0407 )
3人チーム戦なので興味のある方はぜひ

【LOリンク改】

 
6月から新制限が施行されるということで新たな環境のメタの一角となるであろうNEW LOリンクを紹介したいと思います。
 
 
G3 フリーズレイ4 ゾディアック3 カオブレ2 オルター2
G2 コールドデス4 フォトン4 アストロリーパー2
G1 コスモリース4 デスティニーディーラー3 ジンク3 ティア2
G0 Fv落とし子 ☆4 (パラダイム)醒4(ジスプロシウム)引4 (星輝兵バニラ)治4(星輝兵バニラ)
Gゾーン ユニバース4 トランスエルス4 マデュー3 ビッグクランチ2 アグリーム1 スクリュー2
 
 
以上がレシピです、基本的な回し方はこちらをご覧ください、根本的なところは変わっていません。
 
 
細かな枚数調整がありますが一番大きな変更点としては
 
【フリーズレイの投入】
やはりここでしょう、とりあえずこのデッキにおいてのフリーズレイの大きな強みをあげたいと思います。
 
・『亡霊や奇術を打ち消せる』
既存レシピのままではユニバースから入ったとしてもポックルでアンロック→亡霊や奇術で盤面を全て消す、ということをやられてしまうとお手上げ状態でした。
それを解決するのがフリーズレイ、相手ターンに亡霊奇術を打ち消しつつ問答無用のロック。盤面を埋めさせることができます。
 
 
・『マデューに対応している』
《大和cs調整録》や《LOリンクの回し方》で説明していますがこのデッキ非常にG3乗り換えが多いです。そのためG3が重なっていてもその後のゲーム展開を考えて2枚切り超越などが起こっていたのですがフリーズレイマデューの流れはその負担が全くありません。
 
 
・『V単騎に強い』
既存のLOリンクはコールドデスがうまく重ならないと相手が途中までV単騎で点を詰め、最後にポックルで前列を解呪してブッパというパターンで負けてしまうことがありました。
当然ながらフリーズレイではそれがありません、しかもマデューでG3キープ&1アドをとりつつ無理なく殴りながらターンを回すことができます。
毎ターン3パン+1パンならどちらが勝つかは明白でしょう。
 
 
・『無限に強い』
ここはまあエクストリームのメラムとかで体感してる人も多いと思います。
 
 
ゲームの流れとしては相手が埋めてきたときは今まで通り素直にトランスエルスなどにコールドデスを絡ませて埋め切ってください。
 
埋めて来ないでV単騎の場合はフリーズレイで殴りきってください。殴りきれなくても相手にこちらを殺す能力はないはずなのでコールドデスを3枚集めればカオブレ乗り換えからユニバース→コールドデス→ユニバースで5面埋められるので勝ちです。コールドデスが3枚集まらない(ダメ落ち、ライドなど)場合は一度ハンドのコールドデスを打ち切って盤面を固め、レギオンで回収しましょう。
 
リア単騎1パン+Vとかならフリーズレイで1面確実に盤面に残せるのでターンを回しながら途中カオブレ乗り換え→コールドデスで埋めきることができます。
 
 
ここからは細かな変更点について
 

 

・カオスブリンガーからカオスブレイカーへの変更
LOリンクというデッキタイプが広まると後半戦を捨てて前半でハンドを全て投げて全ツッパからワンチャンス殺すという人が増えると思ったのでそのストッパーとして変更しました。
2枚だと気休め程度ですが先行ならフリーズレイでも十分止まるので前回の構築よりかなり耐性がついていると思います。
 
 
・オルターエゴ、カオスブレイカーが2枚に減少
フリーズレイの枠を取るために減らしました。といっても1枚引ければ十分でありフリーズレイマデューでG3を切る負担がかからず、構築変更でカオブレは使用するのが後半になり、オルターはサーチ可能なので十分動きます。
 
 
・ディーラーが3枚に減少
前回までは少しでもG3をキープするために4枚でしたがフリーズレイマデューによって解消、1枚削りました。
 
 
・Fvがカーボンから落とし子に
最速ユニバースジンクプランをとることが少なくなったためフリーズレイに乗ったときこちらのターンで1枚目のロックカードを作れる落とし子を採用しました。
 
 
・ジスプロシウムの増量
フリーズレイジスプロシウムでこちらのターン中のロックカードを簡単に作れること、そしてソウルに入るのでオルターとの噛み合いも良かったことから増量しました。
 
 
・ドロートリガーが愛し子から星輝兵バニラに
オルター愛し子マリガンをあまりしなくなったのでカオブレのハンドコストで切りやすいように変更しました。
 
 
当然これが最強デッキというわけではありません、わかりやすい弱点もあります。
 
 
・最速フリーズレイへのライドサポートがない。
まずこれですね、オルターユニバースジンクがフリーズレイを引っ張ってくるドロー加速として使うことが多くなった気がします。
 
 
・ギアクロ相手にフリーズレイに乗れないと瞬殺
前回同様ギアクロが厳しいです、現在はスクエアワンまではいっているのでフリーズレイに乗れないと瞬殺でしょう。プラスに捉えれば前回よりは耐性がついたということにもなります。あと面を埋めてもらったほうが嬉しいのでメラムの効果を使ってきてフリーズレイ効果でそいつをロックした場合はさりげなく『G0は出せますよ〜』って言っときましょう、本当に出してきてくれたらワンチャンあります。
 
 
 
 
とりあえずこんなもんだと思います、質問がある人はツイッター(@FarEastBirds)かコメント欄までよろしくお願いします。
 
 
 
 
 
 
 

ティアの現状について

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今回は自由研究家の中で今話題のティアについて取り上げたいと思います。
テキストはSB2でGゾーンの表の数だけCCというシンプルなものですがGガーディアンによってクレイエレメンタルを表返せる枚数が増えたことから一気に4〜5枚のCCも可能になり注目されています。
現在だとLOリンク、(ほぼ)無限ペイル、(ほぼ)無限バミューダなど特殊なデッキやコンボデッキの要になっています。
 
とりあえず現状ティアについて思ったことを挙げていきたいと思います。
 
 
【普通のデッキでは使用しづらい】
当たり前と言っちゃ当たり前なんですが汎用性はあまり高くないのが現実です。
ブリーザで2枚表返すにしてもそこでCB1払っているのでそのまま使ってもSB2でCC1の微妙なカード、しかも超越権をブリーザに使っています。
クレイエレメンタルをGガーディアンで表にするより各クランに配られているGガーディアンを普通に使ったほうがティアで多くCCするより効果的な盤面も多いでしょう。
 
 
【登場時効果を複数回使用できるデッキで輝く】
バミューダのバウンス、ペイルのソウル経由登場、グランブルーの墓地蘇生などで登場時効果を使い回すことによって真価を発揮します。
LOリンクはかなり特殊な例ですが、基本的に手出しで一回打てたらいいなくらいの気持ちで投入するのは上の理由とも相まってあまり良くないと思います。

 

 
 
【ティアに頼っている限りほぼ無限にはなっても真の無限にするのは難しい】
SB2がやはりネック(といってもこれがないとただの壊れになってしまうのですが)
墓地などからソウルを調達しないとSCのために山を削ることになりほぼ無限にはなっても無限にはなりません。自由研究だからといってティアに固執するのもあまりよくないと思います。
 
 
こんなもんかなと思います。
こいつがいると強いクレイエレメンタル超越が刷れなかったり、神器みたいな墓地からSC系統のカードが簡単に刷れなかったり、死霊騎士以上のコスパのターン1がついていないグランブルーのVが刷れないと思うのですがいつも通りのブシロードのガバガバ加減に期待したいと思います。
 
 
 

みんなでつくる自由研究【呪われし槍の死霊騎士を考える会】

 
 
今回のテーマは『みんなでつくる自由研究です!』(僕の構築力が足りませんでした…)
 
今回の軸に据えるカードはこいつです。
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うーん………ゴミ!!!
クソゴミ査定カードですが他のG3ユニットと差別化できる点が1つあります。そう、ターン1制限がないのです。ターン1制限なくVで蘇生しまくれるカードはこいつしかいません、とりあえず基盤となるパターンを2つ紹介します。
 

 

 
 
 
『みっくサーペントティア』
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まずCB2でみっくを蘇生、なんでもいいのでリアに+10kを振ります。
次にサーペントをみっくの上に蘇生、実質CB1.SC1です。
最後にいつものこいつ
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こいつをCC5枚モードにしてサーペントの上にコール、効果を打ちます。そしてティアの上にみっくをコール(みっくが墓地にない場合はパターン2に行きます)以下繰り返しです。
これで山プラマイ0.SB1で+10kを得ることができます。
 
 
 
『サーペントサーペントサーペントティア』
みっくサーペントティアの動きをするとソウルが1枚ずつ減っていきやがて枯れてしまいます、その時に使う動きです。
サーペントを蘇生、サーペントの上にサーペントを蘇生、さらにもう一回サーペントの上にサーペントを蘇生します。
これでCB3でソウルを3枚得ることができました、ティアSB2で5枚表にするとソウルが1枚増え、山が3枚削れた計算になります。
必要なサーペントの枚数は2枚です。
 
この2つの動きを併用することで最終的に山をスタンドだけにしつつリアのパワーがどんどん上がっていきます。みっくが墓地からいなくなるタイミングもあるでしょうが、サーペントサーペントサーペントティアの動きは当然ディスアド無しの墓地肥やしとしての動きでもあるので問題ありません。墓地に落ちるまでその動きを繰り返せばOK
貯まったソウルは後から全て吐き出します。
 
 
これを踏まえてこのデッキの他の無限勢と比較しての強みと改善すべき点を挙げます。
 

 

まずは強みから
 
・【パンプカードが指定されていない】
他のデッキで言えばブロークン、スカイタイガー、エイヴォンヤルムークなどの用意すべきカードがありません、ここは評価できる点だと思います。
 
・【サーチカードが強い】
『おばだいあ』とかいうサーチカードとしては最強スペックのカードの他にも『抜け駆けするゾンビ』が存在します、確実性はないもののノーマルユニットの枠を割かずに採用できる『演奏するゾンビ』も優秀です。
 
 
ここからは改善点
 
・【ティアを5枚回復モードにしないといけない】
ペイルやバミューダは5枚モードならもちろん強いですが3〜4枚モードでも十分動くデッキでした。
他と差別化するとなるとここが一番厳しいと思います。 当然『5点受ける』ことも必須条件に入ってきます。
 
 
・【中盤が脆い】
ティアを5枚回復モードにするということは基本ブリーザを2回打たないといけないということです。その間Vがクソバニラなためナイトローゼの超越テキストやコロンバールでバンシーや砲撃手を釣ってきてごまかすくらいしかできません。
しかもブリーザがCBを地味に喰っていくので砲撃手までうまく繋がらないことがあります。
 
 
・【そもそもあまりパンプができない】
回すとわかるんですけど山の削れる速度に対してパンプが少なすぎます
 
 
大きなところはこの辺ですが改善点のほうがあまりに大きかったため構築記事としては没になりました。
ただ僕の構築力が足りなかったところもあると思うのでここにこの案を置いてここからは各自で考える、という形式をとりたいと思います。
 
これ使えば余裕やんけ!とかそもそも死霊騎士使わなくてもできるやんけ!とかコメントしてくれると嬉しいです。
もちろん『出来たけど秘密^ - ^』でも構いません、自由研究を楽しんでください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

(ほぼ)無限激安バミューダ

 
こんにちは、そろそろバミューダの季節ということで今回は現状で作れるバミューダのデッキを紹介したいと思います、ペイルと同じほぼ無限シリーズです。
 
まずはレシピから
 
G3 ラブラドル3 ローリス3 マドレ2
G2 スレーニー4 エイヴォン3 リッカ3 ディオス1
G1 アリア4 ミルトア4 ティア3 ヤルムーク2
G0 Fvアカリ コロ1 醒6(クルク4.アイリッシュ2)引6(ファンディ4 アドリア2)治4(ティモール)
Gゾーン ラブラドル4 ブリーザ2 アモーリス2 エルプリナ1 ソムニ1 シブリーズ1 アグリーム2 ディズメル1 スクリュー1 ナージャ1
 
 
一見意味不明なレシピだと思うのでとりあえず根幹となる動きを説明します。
 
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ラブラドルがVにいる状態かつエイヴォンもしくはヤルムークが盤面にいる状態でラブラドル効果でスレーニーをバウンスします、これでエイヴォンヤルムークにパワー+3k、この動きをプリズム名称のCBが尽きるまでやり続けます。
それだけでは出来ても+15k程度でCBが尽きてしまいます、そんなときは…
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出ました、いつものやつです。

Gガーディアンの追加で今自由研究家の中で激アツなカードです。この動きの前にブリーザやガーディアンを挟み3〜5枚表にできる状況を作り上げてください。
ですがそれだけでは今度はソウルが尽きてしまいます。
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そんなときはリッカの出番です。

ラブラドルで戻したスレーニーの登場時効果でこいつを戻していくとCB相殺でSC1になりソウルが1枚ずつ増えていきます。
これでティアが山が切れるまで打ち放題、当然ティアもスレーニー効果でバウンスできるのでスレーニー、ティア、リッカの半無限機関のようなものが誕生します。
シコシコバウンスをしているうちにティアが4〜5枚表返すモードなら横のパワーは軽く10万を超えていることでしょう。3枚でも十分成り立つところがこのデッキの強みでもあります。
 
ですがこのままでは素引きしなければいけないパーツが3枚ある上に確実にブリーザを1回は挟まないといけません、それを解決するのがこのクソカード
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昔懐かし黒猫互換です、登場時互いに1ドロー、このカードを死ぬほど盤面に叩きつけます。手出しからアカリ、ローリス、スレーニー、クルク、ラブラドルスレーニー、さらに引き込んだミルトアを手出し、とガンガン叩きつけていきます。当然相手のハンドも増えますが最終的にこっちが出す打点はまず止められません、躊躇いなく投げまくりましょう。
このカードの連打が序盤から中盤の硬さにも繋がっています
 
そんなロックなデッキですが唯一惜しい点があります。

 

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クルクです、数々の問題児を生み出してきたGB醒枠のカードですがこのカードの山に帰りにくさは尋常じゃありません。

スレーニーティアリッカの動きを想定するとリアは2面開けなければいけません。前列2面とV裏1面の計3面のパワーをあげるつもりならハーモニーが達成できないのです。
なのでこのデッキのメインの動きとしてはまず普通にミルトア分をトントンにするくらいは序盤から殴っていき、中盤山を掘りながらの10万パワー3〜4パン、最後にレギオンを挟んだほぼ無限5パン(スレーニーでスレーニーをバウンス、その間にコロを挟みCB1で6kパンプにティアを挟んでいく)でゲームエンドというものになります。
なのでクルクは山に戻りながらのミルトアの再コールと最後のレギオン山調整に使うことだけを意識しましょう、それだけ考えれば普通に優秀です。
 
 
とりあえず以上ですがこのデッキには他の無限と差別化できる最大の利点があります。それは…
 
【激安】
 
 
何と言ってもここでしょう。オリヴィアを入れる必要もなく、名称の関係でカンガもアリアです。マドレディオスがちょっと高いかな〜と思ったんですが全盛期よりかなり相場は落ちてた上に合計3枚なんでたいしたことないと思います。
現状でも使いこなせれば普通に環境に食い込むレベルだと思うので追加も楽しみです。
細かいとこは端折っちゃったので質問がある人はコメント欄かツイッター(@FarEastBirds)によろしくお願いします。
 
 
 

新制限版ノキエル

 
 
フラゲによって勇輝剣爛のカードが出揃ったので新制限のノキエルを仮組みしてみました。
 
G3 ノキエル4 ガウリール1 サラカエル1
G2 ブロークン4 ノキエル4 サリエル3 ポックル1 ドリームライト1
G1 レムノン4 ノキエル4 ナキール3 サウザンドレイペガサス3
G0 トゥルエル1 醒9(リフロス1ノキエル4サージェリイ4)☆3(クリティカルヒット)治4(サニースマイル)
Gゾーン ガウリール4ノキエル3ラファエル2ザカリエル1シブリーズ1ウリエル1スリエル2オリフィエル1ディズメル1
 
基盤は現状のテンプレとほぼ同じ(大きく変えるほどの構築力がない)形になっています。
指定暴力団ギアクロニクルがスクエアワン追加で鬼の連パンを繰り出してくるようになり、Gゾーン増強でガウリールに乗っても超越先の選択肢が与えられるようになったことからG3にガウリールを投入。
スリエル、レムノンの追加により今までの守備力がさらに上がり完全な鉄壁デッキになりました。
ただやはりリフロスの制限は痛く、打点不足によりミラーはほぼ確実に時間切れ。
最近注目のループ型ペイルムーンにお株を奪われそうな状態でした。
そんな中突如フラゲにより現れた2枚のカード
 

 

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結論からいうと完全にイカレています、指定暴力団エンジェルフェザー復権です。
 
まずはこいつ、サラカエルから
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なんとこいつ上のテキストにターン1がついていません、世界の終わりです。
ゲーム終盤までノキエルで山を掘り進めG0ノキエルを打っていけばソウルが6〜7枚ほどになっているでしょう。
CBのほうのコストは実質タダなのでソウルコスト分効果を使うことができます。
山を限界まで掘り進め、横のブロークンを鬼のようにパンプしながら☆を複数乗っけていきましょう。
そんな都合よく山の中に☆が残っているのかって?
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制限になってもサリエルサーチからのリフロスは健在、こいつでダメージの☆を山に返しましょう。
さらに余ったノキエルやクリティカルヒットエンジェルは全てパンプに使い鬼のようなパワーに加えて☆までのったブロークンが出来上がりました。
 
そこからはこいつ、サージェリイの出番です。
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山を残り1〜2枚まで掘り進め、リフロスの1枚戻しやサリエルなどを駆使し山の中身をスタンドだけに変えます。
そして鬼ブロークン☆つきにサージェリイブーストでアタック、サージェリイ効果レスキューでブロークンが起き上がります。
鬼ブロークンがもう1パンしてから逆ラインもサージェリイブーストでアタック、また鬼ブロークンが起き上がります。
この動きの強いところはVがアタックする分の山がなくても成立するところです。(確実性を出すためにわかりやすい例を説明しましたが山を全てスタンドにしなくても山の枚数が残っていればVのドライブでスタンドを捲れます。)
 
当然ゲーム中盤でもサージェリイが絡んでくるので全盛期の無限とまではさすがにいかずとも深刻な打点不足は解消されました。
来期も普通に環境に居座るただ強タイプのデッキだと思います。
 
サラカエルはターン1のつけ忘れ、サージェリイはメインフェイズでループさせないことを考えすぎてテキストそのものが雑になってしまった感があります。
がんばれブシロード